【リスキリング】グループ会社からセイワホールディングスへ/転籍制度「NEXT」活⽤社員インタ ビュー

【リスキリング】グループ会社からセイワホールディングスへ/転籍制度「NEXT」活⽤社員インタ ビュー

 

株式会社セイワホールディングス(以下、セイワHD)は⼤型構造物の溶接加⼯を⼿がける株式会社セイワ⼯業からスタートした「事業承継を通じた中⼩製造業の⽀援を⾏う」企業体(以下、セイワグループ)です。2018年から累計13社の事業承継を通じて、電気亜鉛めっき加⼯業、ブロー成形機製造、特殊電線製造など様々な領域で、お客様のものづくりをご⽀援しております。
セイワホールディングスでは、多様なキャリア構築・リスキリング⽀援の⼀環として、セイワHDを含むグループ各社間の転籍制度「NEXT」を開始いたしました。
今回は、初めてNEXTを利⽤して、セイワグループからセイワHDに転籍した、筧さんにインタビューしました。筧さんは、初めてセイワグループに加わった岐⾩最⼤級のメッキ設備を有する東栄コーティングで経理と総務を担当されていましたが、2022年8⽉に東栄コーティングからセイワHDに転籍し、現在ではセイワHDの⼈事総務本部に所属し、セイワHDのバックオフィス業務や、グループ各社のバックオフィス業務効率化に携わっています。
インタビューでは東栄コーディングがセイワグループに加わった当時の様⼦や転籍を考えたきっかけから現在の業務、そして将来の展望について伺いました。

Q.セイワグループに加わる前、東栄コーティングではど
のような業務をされていましたか?

当時は取引先対応、納期管理、売掛⾦管理でした。業務の量はかなり少なかったと思います。当時は、お取引先⼀社への依存度が⾼い状態だったため、お恥ずかしながら時計を眺めて時間が過ぎるのを待っていました。
グループ⼊り前は、古い社内システムを利⽤しており事務作業の効率が悪く、例えばPCのローカル環境でファイル管理が中⼼で、担当者が休むと誰もファイルを探せない、といったような状況でした。
他にも、コミュニケーション不⾜により業務内容の共有や展開ができておらず、案件が停滞してしまうことも頻繁に発⽣していました。
また、前オーナーは事業承継できない場合、廃業する意向をお持ちで、新規のお取引は受けない⽅針でしたので、既存のお取引先の商況に事業状況が⼤きく左右される状況でした。
参考:【事業承継のリアル】事業承継から2年、東栄コーティング株式会社のいま

Q.グループ加⼊後に変化ついて教えて下さい

会社には新しいシステムと考え⽅が導⼊されて、⼀気に変化しました。
また、新規開拓に注⼒してもらい、お取引先の数が⾶躍的に増加しました。グループ加⼊前は取引先が⾃動⾞業界だけでしたが、特殊⾞両部品や建設資材部品等、様々な業界のお取引先が増えていきました。
私個⼈としては業務範囲が広がり、①経理財務業務②⼈事労務業務③総務業務全般の3つを担当することになりました。
経理財務業務では仕訳起票、試算表作成、原価計算、請求回収業務、購買業務を担当しました。⼈事労務業務では⼊退社管理、勤務管理業務を担当しました。そして総務業務では助成⾦、補助⾦申請、その他社内庶務全般を担当しました。
以前は、会社の⼀部分しか⾒えてなかったのですが、加⼊後は収益⾯から会社全体を俯瞰的に⾒ることになり、仕事によりやりがいを感じるようになりました。

Q.グループ加⼊後に苦労されたことはありますか?

前オーナー様が退任後の引き継ぎ期間が短く、経理・財務⾯のことを聞く機会がほとんどありませんでした。過去の振替伝票や帳簿を確認して仕訳を起こさなくてはいけなかったので、最初の数か⽉は試⾏錯誤の⽇々でした。またお取引先が増えたため、納期管理や⽇程調整の⼯数が極端に増えました。

Q.セイワHDへの転籍を考えたきっかけはありますか?

東栄コーティングとセイワHDの間に⽀援体制が築かれ、事務作業の効率化を図ることができました。具体的にはSFAツールの導⼊、クラウド型会計ツール導⼊、チャットツール導⼊、オフィススイートのオンライン化、⽣産プロセスへのAI活⽤の検討等が⾏われました。そのなかで今度は⽴場を変えて、セイワHD側からグループ会社を⽀援することに携わりたいと思うようになったのがきっかけです。

Q.転籍はどのような流れで進みましたか?

私からセイワHDの⽅に相談しました。しかし、後任の⼈材育成の必要性があり、当初はスムーズには話が進みませんでしたが、セイワHDとして各グループ会社の新卒採⽤を⼀括して⾏う取組みを通じて、東栄コーティングの事務職の新卒採⽤に踏み切ってくれて、転籍が実現しました。チャレンジすることに対して、組織として後押しいただいたことが⾮常に印象的でした。

Q.転籍が決まった時の⼼境はいかがでしたか?

ワクワクした反⾯、キャリアを積み上げていけるのか?と不安が先⾏していました。ただ、そのときに、東栄コーティングが、セイワグループに加⼊した当時のことに感じた「セイワHDの若い⽅と関わりが増えたことで新しいことを学びたい・いくつになっても挑戦していきたい」という気持ちを思い出し決意が固まりました。⼀⽅で、恥ずかしい姿は⾒せられないですし、期待に応えなければならないというプレッシャーはありました。

Q.実際に転籍されていかがでしたか?

毎⽇楽しく仕事をしています。私が所属している⼈事総務本部は業務性質上コミュニケーション量も多く、取り残されることはないです。以前はできなかったリモートワークでも仕事が実現できたことには驚きました。わからないことはそのままにせずに、すぐに質問して解決していきます。それができるのも質問しやすい環境があるからだと思います。ヒトに優しくて、仕事に厳しい環境だと⾔えるのではないでしょうか。

Q. ⼤きく変化を感じることはありますか?

コミュニケーションの重要性を以前より感じています。デジタル化によってコミュニケーションコストの低減には取り組む⼀⽅で、コミュニケーションをとるのはあくまでヒトなので、伝え⽅⼀つひとつを⼯夫している⽂化を感じます。伝え漏れがないように徹底することや⽂脈をしっかり⾔語化するなど、情報の相互伝達や透明性に対して意識が⾼い環境だと感じました。
また、現場から離れて仕事を⾏うようになったので、現場の温度感を感じることが難しくなった点も⼤きな変化です。以前は現場に近かったので、温度感を感じやすく、現場の⽅がなにを考えているのか、どのようなサポートを望んでいるのか、吸い上げることができました。しかし、転籍後はなかなかそれらを吸い上げることが難しいです。⾃分の経験からグループ会社の⽅が困っていることや望んでいることを考えて、早めのアプローチができるように⼼がけています。

Q.これから⾝につけたい、覚えたい能⼒やスキルや能⼒
はありますか?

まずスキル⾯では、デジタルリテラシーの向上を⾼めたいです。
私はデジタルネイティブの世代ではないこともあり、現状、様々なシステムやテクノロジーを⼗分に使いこなせていません。お恥ずかしい話ですが、先⽇もPCでイヤフォンマイクの設定にて間取り、会議⼊室などが遅くなったこともありました。
ただ、事務職として働く限り、これからの時代デジタルリテラシーを⾼めないことには価値貢献できる領域や選択肢が狭まっていく危機感を持っています。リテラシー向上はあくまで⼿段ではありますが、リスキリングの機会と捉えデジタルツールを活⽤した⽣産性向上やナレッジマネジメントにチャレンジしていきたいです。
また、グループ各社のサポーターとなれるように⼈事総務検定にチャレンジしたいです。これからグループ会社の⽅と関わる機会が⼀層増えてくるため、⼈事総務関連の知識のキャッチアップを⾏い、ナレッジとして、各グループ会社の⽅に届けられるようになりたいです。
デジタルリテラシー x ⼈事総務ナレッジ提供によりグループ各社の皆さんがよりコア業務に集中できる環境を提供していきたいです。

Q. HDの課題や⼤切にすべきことはありますか?

常に現場の課題に寄り添う姿勢を忘れないよう⼼がける事が⼤切だと考えます。また現場レベルで解決できる問題にも積極的に関与し、本質的な課題解決のご⽀援を⾏うことでセイワHDとグループ会社の信頼関係を⼀層強め、各社の潜在的な課題の特定や解決ができるようになっていくべきだと考えています。

Q.今後の個⼈⽬標はありますか?

3つあります。1つめは任せてもらっている業務を⾼いレベルでクリアしていくことです。2つ⽬は、多くを学ばせていただいている⽴場でもあるので、デジタルリテラシーの向上や資格取得を含め、あらゆることに貪欲でありたいです。3つ⽬はグループ会社のバックオフィス業務⽀援を通じてグループの管理レベルアップに貢献していくことです。
⾃⾝の業務の質を上げ、セイワグループに⼊って良かったとグループ会社の⽅に感じていただけるよう、向上⼼をもって精進します。そして、セイワHDで学んだことを、多くの⼈に還元していきたいです。

 

いかがだったでしょうか?今回は、転籍制度「NEXT」を初めて利⽤した⽅へインタビューを⾏いました。筧さんは東栄コーティング在籍時、グループ加⼊前の実情、加⼊後の変化や苦労を体験してきました。また、セイワHDに転籍後も試⾏錯誤の⽇々を過ごされています。しかし筧さんは向上⼼を持って、⽇々の業務に取り組まれています。これまでの経験を活かして、セイワグループの発展に尽⼒してくださっています。
セイワHDでは、今回ご紹介した転籍制度「NEXT」だけではなく職⼈のグループ間出向を通じた
多能⼯化によるT字型職⼈の育成の取り組み「Expand」など、多様なキャリアのあり⽅を⽀援
しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000046422.html
今後も、優れた技術を持ちながら「後継者不⾜」や「会社経営」で悩む中⼩製造業の⽀援を通じて、⼤廃業時代の社会課題の解決に尽⼒し、「世界⼀働きやすい環境づくり」を⽬指します。